アドバイスや講座をしていて、
気が付く沢山の学びの一つ。
言葉で伝える大切さについて。
「体から元気と豊かさ」永橋幸子です。
90日=3ヶ月で人は変われます。
人の体のしくみにも
関係しています。
・今よりちょっと良い自分
・不安のない自分
・一発逆転の自分
90日で明日が楽しみな自分になるヒント
お伝えしています。
「ありがとう」
「こうして欲しい」
「すごいね」
ちゃんと言葉で伝えていますか?
先日、ボタニカル暦の講座の中で
「子供は褒めて育てた方がいい」
という話題になりました。
逆もあり、
どちらが良いとも
言えませんが、
私の祖母の事を
思い出しました。
私の祖母は、96才で
最期の瞬間を6畳の自宅の部屋
で、入りきれないほどの
子供、孫、ひ孫に見守られ
静かに天寿を全うしました。
その祖母は、
「ほめ殺しばあちゃん」
とあだ名がつくほど、
いつも、その人の良い所、
行動を見つけては、
何十倍にもして
誉めてくれる人でした。
「ありがとよ」が
口癖の人でした。
年頃で自分に自信が無い時も
祖母の
「綺麗だね」
「女優さんみたいだよ」
の言葉を思い出し、
「もちろんそれは無いでしょ」
と思いながらも
「まあまあ、いいのか」
と思いなおすのでした。
入院をしている時でも
自分の辛さよりも
周りの事を大切にするのです。
東京から栃木の祖母の入院先に
寝泊りする私に
「子供を置いて、
仕事もあるのに、
女が家を空けるのは
大変なことだろ。」
「本当にありがたい。
出してくれる、
パパにも感謝だよ。」
何度も何度も
同じような事を言うのです。
子供と言っても
高校生と大学生、
仕事と言っても
時間を調節できる自営業。
本当に大したことじゃないと
思いながらも
「ありがとよ」の言葉に
「来て良かった」と感じるのです。
入院中の点滴で
血管が細くなって針が入りずらく、
何度も針を刺し直し、
焦っていた看護師さんに
「全然痛くなかったよ。
上手だねえ。」
とも言うのです。
思わず、笑ってしまった私ですが、
祖母の大きな心と
優しい思いに
教えられました。
それが、
事実とはかけ離れた言葉だとしても
心のこもった言葉は
嬉しいのです。
優しいのです。
祖母の葬儀には
「〇〇ばあちゃんには
本当にお世話になって。」
と涙ぐみながら
言ってくれる方が
沢山いらっしゃいました。
96年間、
どれだけ沢山の人に
嬉しい言葉をかけてきたのか。
その言葉の数は
天文学的な数字になる事でしょう。
褒められて、
感謝されて、
嫌な人はいない。
そして、言葉にする事を
大切にしていこうと
祖母を思うたびに誓うのです。
ボタニカル暦では
植物、月、太陽、季節、など
自然界を理解し、大切にし、
お告げを聞く方法を学びます。
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